だるまさんが転んだ

転んだらしいです

「旅した気分」

「旅した気分になりました!」

 

旅情系動画でたまによく見かけるコメント。

 

 

……

 

………

 

これむずくない?

 

この記事読んでるみなさんはどうですか?

 

僕には難易度高いですね~

 

めちゃくちゃ雰囲気出てる動画視聴しても

 

「雰囲気出てるねぇ」

「ここすごいなぁ」

「はやくこれになりたい」

 

で終わるんですよ。

 

では何故そこで止まるのか。

 

この話をする前に"旅"について考えてみます。

 

みなさんは"旅"ってどこからどこまでの時間を指してると考えますか?

 

旅って旅先に滞在してる間だけじゃないと思うんですよ、少なくとも私はそう思います。

 

旅行先決めて

行程組んで

チケット取って

直前に行きたくなくなって

重い腰を上げて家を出る

 

これも旅に入ってるんじゃないかと。

 

でも動画にそこは含まれてないわけで。

 

含むとしたらそれはVlogかセルフドキュメンタリーになるのかなと。

 

だから僕は旅した気分になれないのかしら、なんて。

 

ただこれには例外があると考えています。

 

「以前動画と同じような旅をしたことがある」

 

これは旅した気分になれるんじゃなかろうかと。

 

寝台列車乗ったことある人は経験あるかもしれないんですけど、自宅のベッドの上で寝台列車の走行音聴いて目瞑るとちょっと揺れる感じしません?

 

あれは「寝台列車に乗った経験」から揺れる感じが引き出されてるのではないかなと。

 

つまり動画のような旅をした経験があれば旅した気分になれるのではないかと。

 

その経験をもとに「旅した気分になった」とコメントしているのであれば恐れ入った。羨ましいぞ。

 

どこかでこんな話読んだなって思ったんですけどあれだ、

 

JKの香りがするボディソープだ。

 

アレってJKの香りを知らない人が使うと「ただのいい匂い」で終わるらしいんですよ。

 

 

まさにこれじゃねーか。

 

「動画と同じ旅をしたことがない(JKの匂いを知らない)」から「旅した気分になれない(JKの匂いだと認識できない)」

 

これだ。

 

己の経験値のNASAがここにきて猛威を振います。

つらい。

 

「旅した気分」になれるように経験積みたいですね。

 

あ、あと「旅した気分になりました」というコメントをするなって意味で綴った記事ではないです。

むしろ製作者サイドからしたらかなり自信に繋がる褒め言葉なのではないかと。

 

己の経験不足と感受性のなさを感じながら布団に入ろうと思います。

 

それでは。